マウスピース矯正は痛い?
こんにちは。
リッツ歯科です。
寒くなりましたね。
体温が1度下がると免疫力が30~40%低下すると言われています。
今年は体調を崩さないように、電気ひざ掛けを購入して寒さ対策に備えました。
もうそろそろ活躍出来そうです。
皆様も体調にはくれぐれもお気をつけください。
では、本題に入りますね。
よくあるご質問なのですが、
「マウスピース矯正って痛くないの?」
「矯正は治療期間がかかるのがネックだな…」
とのお声を多数いただきます。
そこで、
この悩みを解決してくれるのが、『光加速装置』です。
矯正用マウスピースをご使用中の患者様から、
お喜びの声をいただく機会が増えましたので、ご紹介させていただきます。
※当院ではPBMヒーリングを取り扱っております。
1日1回8分間マウスピース型の装置をお口に装着するだけで歯の移動を早め、治療期間を短縮することが可能です!
【メリット】
①マウスピースの交換が早くできる。
(通常7~10日交換を最短4日交換 ほぼ半分の期間で次のマウスピースへ交換できます。)
矯正治療の期間が短くなることで気持ちが前向きになりました。
マウスピースを清潔に使用でき、ストレス軽減につながりました。
②痛みが少なくなった。
PBM使用前はマウスピースを次のものに変えると、締め付けられるような痛みを感じることがありました。
マウスピース交換後にPBMを使用することで、その痛みが軽減されたと感じました。
※ワイヤー矯正(ブラケット装置)・マウスピース型装置どちらでも使用は可能ですが、
特にマウスピースとの相性が良いと言われています。
【デメリット】
毎日続けること、習慣化するまでが大変…。
ただ、毎日同じ時間帯で使用するタイミングが分かれば、続けられるようになった。
とのことです。
光加速装置は、「フォトバイオモジュレーション(Photobiomodulation: PBM)」という技術に基づいています。
これは、特定の波長の光を組織に照射することで細胞機能を調整し、治癒を促進する非侵襲的な治療法です。
以下がその理論をステップで表した仕組みです。
特定の波長の光を照射: 組織深部への透過性に優れた特定の波長の近赤外線を歯周組織に照射します。
①ミトコンドリアの活性化: 光エネルギーは、細胞の「エネルギー工場」であるミトコンドリア内のシトクロムc酸化酵素に吸収されます。
②ATP産生の増加: 光の吸収をきっかけに、細胞のエネルギー通貨であるATP(アデノシン三リン酸)の産生が飛躍的に増加します。
③骨リモデリングの加速: 増加したATPは、骨を壊す「破骨細胞」と骨を作る「骨芽細胞」の活動エネルギーとなります。これにより、歯の移動に必要な骨のリモデリングサイクルが促進され、結果として歯がスムーズに動くようになります。
PBMには、炎症を引き起こす物質を抑制し、血管拡張作用のある一酸化窒素(NO)の産生を促す効果も報告されています。この抗炎症作用と血行促進効果が、アライナー交換時に生じる痛みを和らげるメカニズムであると考えられています。
PBM技術は歯科分野に限定されたものではなく、整形外科領域での骨折治癒促進、疼痛管理、さらには宇宙飛行士の健康維持など幅広い医療分野でその有効性が研究・応用されており、その科学的基盤は広く認知されています。
光加速装置(PBMヒーリング)について、気になる方は当院スタッフにお声掛けください!

2025.10.28
インビザライン
こんにち、リッツ歯科です。
梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
矯正相談の中で、インビザラインのお問い合わせは大変多く頂きます。
今回はインビザラインについてまとめてみました。
インビザラインによる歯科矯正治療とは?
インビザライン・システム(以下:インビザライン)は、マウスピース型矯正治療法の一つです。
マウスピース型矯正とは、従来のワイヤー矯正と違って、透明のマウスピースを使って歯並びを矯正する比較的新しい治療方法です。
インビザラインは、その中でももっとも歴史の長い、アメリカのアライン・テクノロジー社が、矯正歯科医師を対象に提供しているマウスピース矯正のシステムです。
1999年に提供を開始以来、多くの方々から厚い支持と人気を集め続けており、現在では世界中で最も普及しています。
プラスチックの矯正装置そのものは、さらに遡る1945年にハロルド・ケスリング博士が最初に開発したといわれていますが、当時は歯型採取や矯正器具の作成に3Dの技術がなかったため、普及には至りませんでした。
それらをアライン・テクノロジー社がデジタルの技術で実現し、開発したのがインビザラインです。
現在では、インビザラインは世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに1.500万人を超える患者様が治療を受けているほどに広く普及しています。
インビザラインによる矯正治療のメリット
従来のワイヤー矯正とは違い、透明のマウスピース型装置を使うインビザライン矯正。
世界中で広く普及しているのは、インビザライン矯正には多くのメリットがあるためです。具体的に、患者様にとってどんなメリットがあるのでしょうか?
1 矯正装置が透明で目立たない
インビザライン矯正で使うのは、透明のマウスピース型矯正装置のため、装着しても目立たず、周囲に気づかれにくいのが特長です。
ワイヤー矯正には「目立つから…」と抵抗を感じていた方も、インビザラインならば目立たないからと、思い切って矯正を始められる方が増えています。
人前に出るお仕事の方や芸能人の方々にも人気である理由の一つです。
2痛みが少ない
ワイヤー矯正は月1回通院してワイヤーを強く締め付けることで歯を動かしていくため、ズキズキとした強い痛みがあります。
一方、インビザラインは1枚ごとに少しずつ形の異なるマウスピースを1〜2週間ごとに交換していくことで、少しずつ歯を動かしていく仕組みです。マウスピース1枚あたりの形の変化はわずかなものなので、ワイヤー矯正よりも痛みが少なく、感じるのは締め付け感程度という患者様がほとんどです。
(最初の数日は痛みを感じられる場合もあります)
3 通院頻度が少ない
インビザラインは、最初に数か月分のマウスピースをまとめて受け取り、1〜2週間ごとに自分で交換して矯正を進めていくケースが一般的です。
通院頻度は、クリニックによりますが1〜3ヵ月に1回程度。
月1回はワイヤー調整に通う必要があるワイヤー矯正と比べて、忙しい方でも矯正のハードルが下がります。
4 食事のストレスが少ない
ワイヤー矯正は、自分で装置の付け外しができないため、もちろん食事もワイヤーを着けたまますることになります。歯がワイヤーで締め付けられている状態で食べ物を噛むため、激しい痛みを伴います。また、装置に食べ物が引っかかってしまうことも多く、特に人との食事のときには気になってしまいます。
一方、インビザラインは、食事の際は必ず装置を外して食べられるので、食べ物を噛むときの痛みや、食べ物が装置に引っかかってしまうストレスもほとんどありません。
矯正中でも、思いっきり食事を楽しんでいただけます。
5 ケアがしやすく清潔(虫歯・歯周病リスクの軽減)
従来のワイヤー矯正は装置の取り外しができないため、すみずみまで歯磨きすることが難しく、食べかすが残りやすいことが難点です。さらに、ワイヤーを着けていると歯間ブラシや糸ようじ(フロス)を通すこともできず、口の中が不衛生になりやすく、虫歯や歯周病リスクが高くなってしまいます。
一方のインビザラインは、マウスピースを取り外してしっかりと歯磨きすることができる上、歯間ブラシや糸ようじ(フロス)も問題なく使えます。
ケアがしやすく、口の中を清潔に保つことができるので、虫歯・歯周病リスクを軽減でき健康的です。
インビザラインによる矯正治療のデメリット
従来のワイヤー矯正に比べてメリットの多いイビザライン矯正ですが、
どんなデメリットがあるのでしょうか?
1 1日20時間以上の装着が必要
矯正で歯を動かしていくためには、装置を長時間付けることでしっかりと持続的に歯に力をかけ続ける必要があります。
その点では、強制的に24時間付けっぱなしのワイヤー矯正とは違い、マウスピース矯正は装置の取り外しができる分、自分の意志でしっかりと長時間装着する必要があります。
具体的には、1日20時間以上の装着が必要です。食事のとき以外はずっと付けて過ごすのが基本です。
ただ、最初はすこし面倒に感じられるかもしれませんが、いざ始めてみると、マウスピースを着けることが習慣になり、すぐに慣れてしまう患者様がほとんどです。
2 難しい歯並びには適用できない場合もある
まずインビザラインは、一定の審査基準を満たし、米国のアライン・テクノロジー社が発行するライセンスを取得しているドクターでないと取り扱うことはできません。
インビザラインで治すことができる歯並びがかなり限られてきます。
そのため、クリニックにカウンセリングに行っても「その歯並びはマウスピース矯正では治せない」と断られてしまったり、ワイヤー矯正を勧められるケースがあります。
矯正迷われているか方、歯のお悩みがある方、無料カウンセリングを行なっております。
矯正検査診断も行っております。(別途料金かかります。)
お気軽にご相談下さい。
2024.06.26








