精密治療

精密治療の重要性

精密治療をおすすめする理由

精密治療をおすすめする理由

歯科治療は歯を削り、コンポジットレジンと呼ばれる樹脂を詰めるか、セラミックなどの部分的な詰め物や被せ物により歯の形を再現する治療です。 その中で、重要となるのは『適合』です。 どんなにいい材料で治療しようと、歯と詰め物の境目に段や隙間があったりすると、その部分は磨き残しのプラーク(歯垢)が溜まりやすい場所となり、二次的な虫歯になりやすくなってしまいます。 そこで、活躍するのがマイクロスコープや拡大鏡(ルーペ)です。 マイクロスコープでは肉眼の20倍以上、ルーペでは肉眼の約10倍ほどの拡大視野で治療を行うことができ、肉眼では確認できない細かい部分まで視認し、適合の不備を防ぐことでメインテナンスしやすく、再治療になりにくい治療を提供することができます。 結果として、再治療がなければ歯を削る必要がなく、結果的に歯の寿命を延ばすことにつながっていくのです。

精密治療のメリット

精密治療のデメリット

う蝕治療の費用 22,000円(税込)

マイクロスコープを使うメリット

治療のクオリティが格段に上がります

治療のクオリティが格段に上がります

マイクロスコープを使用する最大のメリットは、これまで見えなかった細かな部分まで視認し、正確な治療が行える点にあります。形状が複雑な根管治療では、施術の精度が歯の寿命に大きな影響を与えるため、マイクロスコープは欠かせません。 また、肉眼ではわからないごく小さな虫歯を早期発見、詰め物や被せ物の適合の確認、歯根や歯肉をできるだけ傷つけないようにする低侵襲な手技、歯軋りや食いしばりの力により歯に生じた微小なヒビ(破折線)の確認など、様々な場面でマイクロスコープを活用することで治療のクオリティが向上しています。

ルーペとの違い

状況に応じてルーペをフレキシブルに活用

ルーペ

患者様のお口が開きにくいときや治療する部位によっては、マイクロスコープでの治療が難しくなります。そのようなケースには、ルーペを使います。ルーペは歯科医師が装着して直視できるため、機動性が高く、精密治療に大きな力を発揮します。状況に応じてマイクロスコープも併用し、どちらもうまく活用することで、よりよい治療を目指しています。

精密治療で大切なこと

よりよい治療のためには患者様の協力が重要です

マイクロスコープやルーペを用いた精密治療の技術があっても、口腔内の細菌などが患部に付着すると、治療の成功率が落ちてしまうため、きちんとした治療するための環境を整える必要があります。 そのため、治療するにあたり、細菌を含んだプラーク(歯垢)や唾液が患部に流れ込まないように、ラバーダムというゴム製のシートで患部以外を覆います。 ラバーダム防湿を行うと細菌や唾液からのリスクは下がりますが、『治療が終わるまで口をずっと開けたまま』にしていただく必要があります。 処置によってはかなりの長時間、開口状態を維持していただくことになるため、患者様のご理解とご協力が必要になります。 併せて重要なのは、患者様ご自身によるプラークコントロールと定期的なメインテナンスです。 いかに精密な治療をしても、歯磨きが正しくできていないと二次的な虫歯になるリスクがあります。衛生士が正しい口腔清掃法をお伝えしますので、ご一緒に口腔環境を整えていきましょう。

contactお問い合わせはこちら

診療時間 9:00~13:00 / 14:30~18:30
▲土曜午後は14:00~17:00
休診日 木曜 / 日曜 / 祝日
※祝日がある週の木曜日は診療します。