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    咬筋ボトックス治療

    こんにちは。

    リッツ歯科のスタッフOです。

    雪もちらつく本格的な寒さがやってきましたね。

    朝起きるのが本当に辛い季節です。

    歯ぎしりをするほどの寒さが、目覚めたばかりの身体に現実を突きつけてきます。

    歯ぎしりといえば、日ごろ歯ぎしり防止用のマウスピースを装着して就寝していますが、

    それでも歯ぎしりによる食いしばりに悩まされていました。

    この悩みを解決してくれたのが咬筋ボトックス治療です。

    スタッフOは半年に一度の定期的な咬筋ボトックス治療によりこの悩みから解放されました。

    美容外科ではなく歯科医院で治療できることを知らない患者様が多くいらっしゃいます。

    今回は咬筋ボトックスについてお話ししていきたいと思います。

    ボトックス療法(ボツリヌス療法)とは

     歯科医院で行うボトックス療法(ボツリヌス療法)とは、ボツリヌス菌が産生するボツリヌストキシンと呼ばれる、毒素を取り除いて抽出されたA型ボツリヌス毒素のタンパク質成分のお薬を、あご等の咀嚼筋(咬筋などの咬む筋肉)の筋肉内に注入する治療法です。

     歯科医院におけるボトックス療法(ボツリヌス療法)は、整形美容などの治療のように外見を改善するものとは異なり、診査・診断を行ったうえで医療としての治療としておこなうものです。

     ボトックス療法(ボツリヌス療法)は、1977年に米国で初めて斜視の患者さんに使用されて以来、緊張した筋肉を和らげる治療薬として普及し、国内でも医科の保険治療として多汗症・眼瞼けいれん・片側顔面けいれん・痙性斜頸に使用され、それ以外でも美容領域においても使用されております。

     ボツリヌストキシンを緊張している筋肉に直接注入すると、その筋肉がゆるみ、緊張や痙攣がおさまることがわかり医薬品として利用されるようになりました。

     ボツリヌス菌を直接注入するものではなく、産生タンパク成分を注入しますので、過去にボツリヌス菌に感染された報告は全くありませんので安心して使用できます。

     

    歯科医院でおこなうボトックス治療とは

     歯科医院で行うボトックス治療(ボツリヌス療法)は、特に歯ぎしりや食いしばり、顎関節症、その他症状(知覚過敏症、歯が割れる、よく欠ける、マウスピースが良く割れる等)でお困りの方に、習慣性に咀嚼筋(咬む筋肉など)が過緊張することで、強く咬む癖や咬む力によって、筋肉の働き過ぎが原因となって生じます。その筋肉を弱めて力のコントロールをして、歯や顎、お口に関する様々な問題を改善する治療法です。
     また、歯ぎしりや食いしばり等の防止のために、夜寝る時に装着するナイトガード(夜間のマウスピース)を入れていられない方、無意識のうちに外してしまう患者様や、認知行動療法、運動・理学療法などを行うのが難しい患者様にも有効な治療法です。
     最近では、脳性麻痺の患者さまの口腔ケア向上や吸引チューブ破損防止、うつ病の患者さまの筋緊張緩和など、多くの場面で歯科のボツリヌス療法が活用されています。

     ●咀嚼筋(主に咬筋)
     ・あごのエラが張っている
     ・歯ぎしり
     ・食いしばり
     ・顎関節症など

     ●オトガイ筋
     ・口唇閉鎖不全
     ・オトガイ部の梅干しシワがでる

     ●上唇挙筋、上唇鼻翼挙筋
     ・ガミースマイル(笑うと歯ぐきが出る)

     口唇閉鎖不全を改善するために治療によって鼻呼吸を促すことで、口腔内の乾燥の減少、唾液の自浄作用向上、歯の着色や汚れの減少、下顎前歯の唇側傾斜防止なども期待できます。

     さらに、治療によってガミースマイルが改善されると、歯の着色や汚れの付着減少、上顎前歯部の歯肉炎の改善、コンプレックスの解消などにも効果がみられます。

    ボトックス治療(ボツリヌス療法)のメリットとデメリット

    【メリット】
     ●反復治療によって効果の持続期間が長くなり、投与間隔も広がる
     ●鎮痛剤などの薬物療法の減量あるいは中止ができる
     ●副作用が起こる確率が低い
     ●歯科においては施術時間は数分程度

    【デメリット】
     ●効果をさらに出したくても、基本的には投与してから2ヶ月ほどは抗体産生防止のため追加できない
     ●ボツリヌストキシンに限らないが、異物の注入によって軽度のアレルギー反応を起こすことがまれにある

    ※製剤は厚労省認可、KFDA(韓国食品医療安全庁)認可など製剤の安全性が確立されている製品を使用しております。

    ボトックス治療(ボツリヌス療法)の適応症

    • 歯ぎしりの自覚、または家族にそれを指摘される
    • 夜間に歯ぎしりや食いしばりで目が覚めたり、眠りが浅いと感じる
    • 日中、気が付くと食いしばっている
    • 起床時にあごがだるい
    • 肩こり、首こり、頭痛がある
    • 顎が痛い
    • 写真を撮ると、フェイスラインが左右非対称(特にあごのエラ部分)
    • 全体的にひどい知覚過敏症(冷たいもので歯がしみる)
    • 入れ歯(義歯)を何度調整しても時間が経つと歯ぐきが痛くなる
    • お口の中に骨隆起(口蓋隆起、下顎隆起などの外骨症)がある

    ボトックス治療(ボツリヌス療法)を受けられない方

    • 全身性の神経筋接合部の障害(重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症など)をお持ちの方
    • 妊娠中、授乳中の方
    • 妊娠を望んでいる方(女性は、ボトックスの投与中および最終投与後の月経2回を経過するまでは避妊。男性は、ボトックスの投与中および最終投与後の少なくとも3ヵ月は避妊が必要です。)
    • 筋弛緩薬・パーキンソン病治療薬を服用中の方
    • この薬を以前投与し、発疹などのアレルギーを経験したことがある方

    ※当日の施術後のお約束として、薬の効果を最大限引き出すために、
     ・激しい運動はしない。
     ・長湯やサウナを控える。
     ・多量の飲酒をしない。
     ・注射した部位を強く揉まない。
     上記のことに気をつけて頂ければ、施術後の食事もすぐに可能です。

    ※費用は1回 35,200円です。

    詳細につきましては、スタッフまでお問合わせ下さい。

     

    2026.01.17

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